【表紙】
【イラスト】
・永野護、田中将賀、米山舞、南方純、武内崇、春河35、redjuice(カレンダー)
・松浦麻衣(KING OF PRISM by PrettyRhythm)
・高木麻穂(おそ松さん)
・鈴木大介(フブキ・ブランキ)
・皆川一徳(マクロスΔ)
・西野文那(僕のヒーローアカデミア)
・新野量太(ジョーカー・ゲーム)
・諏訪壮大(クロムクロ)
・佐古宗一郎(マギ シンドバッドの冒険)
・菅野宏紀(文豪ストレイドッグス)
・山名秀和(僕だけがいない街)
・谷拓也(紅殻のパンドラ)
・丸子達就(無彩限のファントム・ワールド)
・冷水由紀絵(ヘヴィーオブジェクト)
・服部聡志(Dimension W)
・飯野まこと(霊剣山 星屑たちの宴)
・坂本勝(キズナイーバー)
・米山舞(NEWTYPE HOROSCOPE)
【インタビューなど】
──「メガゾーン23 PARTⅡ」の時点で、マンガっぽさと硬質なリアルさが共存する独自の画風が確立されています。どういう経緯で絵柄ができ上がったのでしょうか。
梅津 その前の時期に、大友克洋さんが「幻魔大戦」でアニメに初参加したこともあって、アニメ業界に”大友ショック”が起こったと思うんです。それまでにもリアルな絵を描くアニメーターはいましたが、大友さんのインパクトはリアル派の人たちにとって目から鱗だった。
──どこがすごかったのでしょうか。
梅津 僕がいちばん印象的なのは立ち絵なんです。僕も当時そう描いていましたが、立ち絵は少し体をひねって胸を張った「S字ポーズ」で描くときれいに見えたんです。でも大友さんが描く立ち絵は棒立ちなんですよ。にもかかわらず、地面に接地している存在感と重力がある。僕自身「幻魔大戦」に原画で参加して大友さんの画力がアニメの絵も変えていくという感触を感じました。新たなリアル画、従来のアニメ的デフォルメ、そして自分の志向性を組み合わせて、「メガゾーン23 PARTⅡ」のキャラクターをつくったんです。